【バイク練習会】車両の準備編:基本整備と転倒対策について。バンパーがおすすめ!

バイク

今回は、オートバイのスクールやジムカーナ練習かに参加するときの車両についての注意点を紹介します。

オートバイのスクールやジムカーナ練習会では、基本的にはどんな車種でも参加できます。オンロード・オフロード問わず、大型からミニまで排気量も関係なく自分の愛車で練習できます。

ただし騒音対策と最低限の整備は必要です。

また、転倒対策をしておくと、転んだ時の身体も車体もダメージを軽減できるし周囲への被害も最小限にできます。

※練習会によっては「一般公道走行可能な車両に限る」などの制限があるので確認が必要です。必須となる保安部品も練習会によって異なるので、参加規定にて必ず確認してください。

基本の点検・整備

安全のため、そして周囲に迷惑をかけないよう、練習前はバイクの状態を確認しておきましょう。難しく聞こえますが基本的なことばかりなので、乗る前の習慣にしてしまいましょう。

合い言葉は【ネンオシャチエブクトウバシメ】

バイクに乗る前に確認する項目は、燃料・オイル・車輪(タイヤ)・チェーン・エンジン・ブレーキ・クラッチ・灯火類・バッテリー&ハンドル&バックミラー・各部締め付け の各所です。これを略した合言葉が【ネンオシャチエブクトウバシメ】・・・聞いたことある方も多いかと思います。どれも安全に走るために大切なことばかりです。練習前だけでなく、走る前には確認するようにしましょう。

特に大切【ブタと燃料】

その中でも特に大切なのがブレーキ・タイヤ・灯火類・燃料・・・略して『ブタと燃料』🐷です。

✔︎「ブ」:ブレーキは効くか&パッドは残っているか
✔︎「タ」:タイヤの空気圧や溝は大丈夫か&パンクしていないか&亀裂はないか
✔︎「と」(灯火類):ライトやウィンカーはつくか
✔︎「燃料」:ガソリンはあるか(会場付近に営業しているガソリンスタンドがあるかも確認)

参考サイト:JAFホームページ
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-bike/subcategory-technic/faq374

騒音対策

マフラーの音量が大きすぎると騒音問題になります!音の大きい車両はバッフル等での対策が必要です。

騒音問題はどの会場でも頭を悩ます問題です。近隣の住民の方から「音がうるさい!」と苦情がくることが多々あります。問題となり、会場が使えなくなってしまう・・・なんてことがないよう注意してください。

転倒対策

練習では転倒することがあります。転倒しても無事に帰れるように&ダメージが最小限になるような用意をしておきましょう。

外せる保安部品は取り外す(練習走行時のみ)

転倒した際に折れるのを防ぐため、できればミラーを外すことをおすすめします。
また、ライトやウインカーは養生テープでテーピングすると割れて飛び散ることを防げます。

スペアパーツ

持ち物のところでも紹介しましたが、折れた場合に備えてスペアのブレーキレバー、クラッチレバー、ステップなどを用意すると安心です。
ミラーは転倒時に折れやすいので、会場内で外しておくとよいです。(帰る時に再度付けるのを忘れずに)

 

バンパー(エンジンガード)でバイクを守る

転倒による車体へのダメージを軽減してくれるのが、バンパー(エンジンガード)です。

市販のエンジンスライダーや汎用のスラッシュガードでもある程度は車体を守れるので無いよりは良いのですが、一番おすすめなのはジムカーナ用のバンパーです。

ジムカーナ界ではほとんどの人が装着していますが、街乗りライダーにもおすすめできるアイテムです。

エンジンだけでなくカウルやフォークまで守ってくれるうえに、足が挟まれることも防げるので怪我の軽減にもなります。
さらに、倒れた車体を引き起こしやすくなります。(腕力に自信のない女性ライダーには大切なポイントですよね)
転倒時のダメージをしっかり考えて作られているので、変にダメージがフレームに集中したり、エンジンマウントのボルトがつぶれてしまうといったこともほぼありません。これひとつで非常に心強いです。

私も長年愛用していますが、新しいバイクを買ったらまず一番に用意したいのがバンパーです。

用品店では売っていないので、車種に合わせて専用のものを「パワーバンドきむら」さんや「SSB」さんで作ってもらえます。


左がSSBバンパー@私のVTR250、右がPBKバンパー@家族のZRX です

アップ

どちらも軽くて丈夫で、見た目を損なうこともありません。

値は張りますが、転倒したときの車体ダメージがかなり軽減できるので、後々の修理にかかるコストが大幅に抑えられます。ライダー自身も守ってくれるし、引き起こしもしやすくなるし、あるとないとでは大違いです。安心して練習できるので絶対におすすめです!

※車両によっては少しカウルを加工する必要があります

しっかり車体も準備して楽しく練習を!

練習会に行くときの車両の準備について紹介しました。
参加規定を確認しつつ、基本整備はしっかり行って参加てください。バンパーがあると人間もバイクも守られるので(完全にというわけではありませんが、かなりダメージが軽減されます)、より思い切った練習ができるかと思うので、未装着の人はこれを参考に検討してみてください。

 

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