紫外線による肌ダメージはシワ・しみなど老化の原因です。
バイクに乗ったりスポーツしたり・・外でおもいっきり遊びたいけど、日焼けは絶対にしたくない!
ということで、外で遊んだりスポーツするときのUV対策をまとめました。
紫外線対策はいつから必要?
日差しが強い真夏だけでなく、紫外線の量が増え始める3月から10月くらいまではしっかり対策したほうが良いです。
肌ダメージを与える紫外線の種類・ピークとなる時期
紫外線A波(UVA)
肌の奥深くまで影響を及ぼす紫外線。ダメージを受けと肌のハリや弾力が失われ、しわ・たるみの原因にもなります。
春頃から急激に増えて、5月がピークとなります。ですが冬でもピーク時の半分の量は降り注いでいます。
紫外線B波(UVB)
主に肌表面の日やけやシミの原因となる紫外線。炎症を起こしたり、メラニン色素をつくる細胞が刺激されて色素沈着するなどの影響を及ぼします。
夏場に多く降り注ぎ、6月~8月がピークとなります。冬場はピーク時の2割程度の量となります。
どちらもピークは夏ですが、シワやたるみの原因となるA波は冬でも夏の半分の量が降り注いでいるので、美容のためには年間を通じて対策をした方が良いのです。
また、紫外線は窓ガラスをすり抜るので屋内であっても対策したほうが良いのですが・・・こだわるときりがなくなるのですが、特に3月から10月位までしっかり対策するのがおすすめです。
焼けないための対策は?
紫外線対策といえば日焼け止めですが、それ以外にも工夫して全方向、鉄壁ガードしましょう。
なるべく肌を露出しないことが大切なので長袖長ズボンが理想ですが、難しい場合は対策グッズで工夫を。
ダメージを受けにくくするため肌の保湿を
乾燥した肌は紫外線ダメージを受けやすくなります。
前日から睡眠をしっかりとって、肌はしっかり保湿して、あらかじめコンディションを整えて肌のバリア機能を高めておくとダメージを受けにくくなります。
日焼け止め
UV対策の必需品である日焼け止めは、長時間外に出るなら「SPF50・PA++++」で、肌に合ったものを選びましょう。
日焼け止めの正しい使い方→たっぷり塗ってこまめに塗り直す!
日焼け止めを塗る前にあらかじめ化粧水や乳液で肌を保湿してから、日焼け止めを塗ります。
塗る量が少ないと充分な効果が得られないので、ケチらずにたっぷり塗りましょう。基準となる量は1cm²あたり2mg(0.8g)です。顔に塗る場合、クリームタイプはパール2粒分、乳液タイプは1円玉2枚分です。
日焼け止めを塗った上からフェイスパウダーを重ねるとテカリやベタつきを防ぎ、崩れにくくなります。
また、こまめに塗り直すようにしましょう。目安としては2〜3時間に一回です。
汗をかいた場合は汗を拭き取ってから塗るようにします。
落とす際は必ずクレンジングを使用してしっかり落とします。落とした後はしっかり保湿も忘れずに。
メイクと日焼け止めの順番は、スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーション(→チーク→フェイスパウダー→メイクキープミスト)です。
ファンデーションを塗ったときに日焼け止めを塗り直す場合、そのまま重ねてしまうと化粧崩れがひどいことになります。塗り直す際は、乳液などを含ませたテイッシュで、軽くファンデーションを拭き取ってから日焼け止めを塗るのがベストです。
ですがスポーツやイベントなどそんな余裕ないよってときは、メイクの上からスプレータイプの日焼け止めをシュッと吹き付けるか、日焼け止めパウダーを重ねてしまうのが手軽です。
そもそも、ファンデーションを塗らなければ日焼け止めの塗り直しには苦労しませんが・・。
飲む日焼け止め
最近注目の「飲む日焼け止め」。紫外線によるダメージに体の内側からアプローチするサプリメントです。
飲んでおけば焼けないというわけではありませんが、塗る日焼け止めと併用すれば美肌ケアの心強い見方になります。
紫外線対策グッズ
肌を露出しないのが基本ですが、夏場は熱中症にならないよう工夫しながら各種グッズで対策を。
サングラスで目から入る紫外線を防ぐ
目から入る紫外線も日焼けの原因になるうえ、目の疲れやその他さまざまなトラブルを引き起こすリスクがあります。
強い日差しの下ではサングラスを着用して目を守りましょう。
サングラスの色の濃さとUVカット率は関係ありません。濃い色のレンズはまぶしさを軽減できますが瞳孔が開くので、光を多く取り入れてしまうこともあります。
偏光レンズもまぶしさの軽減や視界が快適になりますが、UVカット性能があるかどうかは別です。
まぶしさの軽減だけでなく、UVカットできるレンズを選ぶことがポイントです。
帽子・髪用日焼け止めで頭部を守る
紫外線は頭皮や髪の毛にもダメージを与えます。
帽子をかぶるか日傘をさすなどして頭に降り注ぐ紫外線を防ぎましょう。
髪用のUVカットスプレーも併用するとより効果的です。
日傘で降り注ぐ紫外線をカット&熱中症対策
頭上から降り注ぐ紫外線をカットできます。照り返しは防げないので日焼け止めとの併用がおすすめです。
直射日光を遮ると体感温度が下がるので、熱中症対策にもなります。
ネックガード・フェイスガード・アームガード・手袋で部分ガード
全装備するとおばさんっぽくなったり怪しい人になりますが・・・そんなこと言ってられません!
首と手の甲には年齢が出やすいそうなので、紫外線ダメージによる老化を少しでも防ぎたいです。
顔は日焼け止めを塗ったあと、スポーツ用など息苦しくないフェイスマスク(フェイスガード)で首回りまでガードすると心強いです。
熱中症にならないよう熱がこもらないような素材(冷感素材など)がおすすめです。
これは息苦しくないしメガネもくもりにくいです↓
紫外線を浴びた日のアフターケア
外遊びやスポーツが終わったあとは、しっかり水分補給をすること・塗った日焼け止めが肌に残らないようにクレンジングで丁寧に落としてからしっかり保湿することで肌ダメージが残りにくくなります。
もし焼けてしまってほてりやヒリヒリした感じがある場合は、濡れタオルや刺激の少ないミスト化粧水などでクールダウンさせてからしっかりと保湿しましょう。
バイクに乗る日は休憩時に注意
最近のシールドにはほぼUVカット効果があるので、バイクに乗っているときは、フルフェイスヘルメットをかぶってシールドを下ろしておけば頭部の紫外線はほぼ防げます。(※長袖長ズボングローブ着用の肌を覆う格好が前提で言っています。真夏はインナーにUVカットのある冷感シャツ+メッシュのプロテクションジャケットが熱中症と紫外線予防に最適です)。
見落としがちな首の後ろが焼けやすいので、日焼け止めに加えてネックガード(ネックシールド)を着用すると良いでしょう。
また、髪の長い人はヘルメットから出ている髪の毛がダメージを受けやすいので、髪用のUVカットスプレーを使用するように注意しましょう。
最も注意したいのが、ヘルメットを外す休憩時間です。バイクの日の顔の日焼けは休憩時間に起こるると言っても過言ではないと思います。
日焼け止めを塗っても、汗をかいたりヘルメットで擦れることで落ちやすいのでこまめに塗り直しを。
紫外線対策して外でスポーツを楽しもう
外で遊んだりスポーツする際・バイクに乗るとき、絶対に焼かないための対策を紹介しました。
紫外線を浴び続けると熱中症や疲労の原因にもなるので、焼けるのは気にしていないという人であっても適切に対策することをおすすめします。
しっかり対策して日差しに負けずにバイクやスポーツを楽しみましょう。